2017-08-19

ひっそりすぎ

7月に訃報のメールが届いた。去年の6月に共演した人で、今年の10月にその人の公演に出演させてもらうことになってた。7月のあたまの、台風が明日直撃するよって日にその人から、もうすぐ台本できますよってメールがきて、楽しみですねって返信して、大正区においしいおばんざいのお店見つけたから一緒に行きませんかってお誘いされて、是非お供させてくださいいつごろ行く予定されてますか?って返信して、速水さんが良い日ならいつでもいいですよってお返事帰ってきたからわたし、いつでも大丈夫ですよって返信すればよかったのに台風の動き見てて、次の日に返信した。今週の土曜日どうですか?ってメールにその人から返信なくって、その次の日にその人の訃報が届いた。なにかの間違いやと思った。納得できなかったので合いにいってみたら小さな霊安室に寝かされてた。小さな霊安室でひっそりやった。その人のお母さんがいて、メールの途中で返信こなくなったから合いに来たこと話してわ-わ-泣いた。
その人のことは、去年知り合ったところでよく知らないし、どうして自分で生きることを終わらせたのかも全くしらんけど、ちょっとでもしんどいとかつらいとかなんかわかるようにメールくれたら私どこだろうと台風だろうととんでいったのに。わたしが何かできるとか思ってるわけじゃない私は一緒に台本読みたかったし、おいしいおばんざいも一緒に食べたかったよ。メールするのは誰でもよかったんやろうと思うけど、その誰でもにわたしを選んでメールしてくれたのに、ろくに返信もできんかった。
一か月たつけど全然あたまから離れへん。忘れたいわけじゃないし、たぶん覚えてて欲しかったんかなって勝手に思ってる。忘れへんと思う。ずっと覚えてます。けど、ちょっとこのことばっかり考えすぎてるから、四十九日すぎたらもうちょっとだけ頭の奥に移動させてもらうことにしようかなと思います。そんなにうまく切り替えられるかわからんけど。楽しかった事をいっぱい思い出せるようにしたい。楽しかったもん。むちゃくちゃやな

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